導入事例
INTRODUCTION EXAMPLE
ドラッグストアへの導入事例
従来のデマンドコントローラーの限界
こちらは都内ドラッグストア店舗への導入事例です。
この施設では、過去に、夏場のピーク時のデマンドが205KWに達したため、契約電力は205KWでした。また、既に設置されているデマンドコントローラーの目標電力も205KWに設定されていました。
お客様の要望は、できるだけ契約電力を下げたいので、ピーク時の使用量を数値的に知りたいが、既設のデマンドコントローラーではその作業が煩雑であるため、どうにかならないかとのことでした。
既設のデマンドコントローラーは、単純に目標電力を設定し、それに近づいたり超えると警報や遮断をするという機能に限られています。あくまでも、目標値をオーバーしないためのピークカット機能として利用しているケースが多いというのが現状です。
『ECOゼウス』の見える化で、施設に適した目標数値がわかる
当社としては、ピークカットだけではなく、年間の電力使用量の削減に効果的な空調の省エネ運転を提案しました。また、リアルタイムのデマンドの見える化が可能になったことで、空調を頻繁に使用する月、そうでない月、また、時間帯による違いを、どのパソコンからもすぐに閲覧できるようにしました。
結果として、契約電力は175KWまで引き下げることができ、使用電力量は年間で10万8千kWh(130万円)削減し、年間でトータル190万円の省エネ効果となりました。
空調の省エネを実施した状態で、夏場のピーク時の電力使用量を正確に把握し、店舗施設に現実的な目標電力の設定が可能になりました。
<現在時限のデマンドのリアルタイムチャート>
<各時限のデマンド(指定した1日間分を表示)>
<1日の最大デマンド(1ヶ月間分表示)>
『ECOゼウス』は、代表的なデマンドコントローラーと連動した見える化が可能です。そのため、既存のデマンドコントローラーを活かしつつ、さらに必要な機能を追加する形でもお使いいただけます。